今年度2回目の法人合同勉強会を開催し74名の職員が参加しました。
今回のテーマは「看取り介護(ターミナル・ケア)について」として、済昭園の看護師が講師を務めました。
看取り介護に関する意向調査では、ほとんどの利用者様が施設での看取りを希望するという結果になっています。
しかし、現状として看取り介護の中で臨終の場面に携わったことがない職員も多く、夜間帯など職員が少ない場面での不安の声も聴かれていました。
講義は実際に行った看取りケアの説明があり胸に残るものがありました。
「看取る」とはなにかという事を再確認出来ましたし、済昭園の理念にもある「心の故郷であり続ける」、その為に日々どう過ごして頂くのかが重要なってくると痛感しました。
経験が浅く看取りケアの経験がない職員からもそういった場面に携わる場面が来た時は「その利用者様、家族様の思いを大切にしたい」と前向きで頼もしい言葉も聞かれました。
今回の学びを日頃のケア場面で活かし、慣れ親しんだ環境の中で最期を迎えられるよう職員一同で共通意識を持っていきたいと思います。