4月1日より始まった新人職員研修ですが、1日2日と済昭園の歴史と理念、そして座学や演習による福祉の基礎を学んでもらいました。
社会人になったことでの緊張感が続く3日目は、新人職員オリエンテーリングです。
爽やかな春の風が吹く中、8名の新人職員が元気に園を出発していきました。
恒例となったオリエンテーリングは、新人職員が嬉野市内の社会資源を自分の目と足で知ることと、同期生としての絆を高めることを目的として毎年開催しています。
朝8時に済昭園を出発し、塩田町内の社会資源を確認した後は、バスで嬉野町へ移動します。
そこから指定された社会資源を確認しながらゴールである済昭園まで歩いて帰ってきます。
社会資源を確認しながら歩くと言っても、単に見学を行うのではなく、道中用意された数々の指令をチーム全員で協力しながらこなしていくというミッションの遂行が求められます。
そして一人ひとりの新人がリーダーや救護係、カメラマン、出納係などの役割を担いながら約20キロに及ぶ長い行程を力を合わせて歩きます。
午後4時55分、制限時間の5分前、沢山の職員からの「おかえりなさい」という声を受けながら、全員が元気な姿で帰ってきました。
出発の際の緊張した表情から一転、帰園時には笑顔あふれ、和気あいあいとしたとても良い雰囲気が感じられました。
新人職員の皆さんが一つのチームになったと感じた瞬間でした。
オリエンテーリングで結んだ絆と友情を大切にしながら、これから済昭園職員として大きく成長していって欲しいと思います。
お疲れさまでした!