今年度の第1回目となる公開講座介護勉強会を開催いたしました。
公開講座介護勉強会は、地域の他の福祉事業所にも案内を行っています。
それは事業所の垣根を越え、地域全体で介護力の向上を図っていきたいとの考えからです。
今回のテーマは「トランスファーの基本を学んで腰痛予防」ということで、社会福祉法人済昭園に勤務する作業療法士2名と柔道整復師1名を講師として、講義とトランスファーについての考え方と実技指導を行いました。
今回の講座では「立ち上がり」「方向転換」「着座」を介助者側も安全に行うにはどうすればよいのか、人間の自然な動きを実技を通して重点的に学びました。
腰痛予防は介護をおこなう上で絶対に意識すべきことです。
全ての業種の中で、腰痛による労働災害が最も多い職種が介護と言われています。
素晴らしい介護人材が腰痛により介護を続けられなくなるということは度々起こります。
これは絶対に防いでいかないといけませんし、腰痛予防に配慮した適切な身体介護は職員の身体を守るだけでなく、介護を受ける側にとっても安楽であるため安心感につながります。
トランスファーや腰痛予防についての質問等ありましたらお気軽にご相談ください。
今後も地域の介護力向上、腰痛での離職防止にも力を入れていきたいと思います。