平成27年1月13日より2月5日までの期間、佐賀県より指定を受け認知症介護実践者研修を開催しました。
県内の各介護事業所より40名の受講生が集い、4日間の講義演習の受講や他事業所での研修等を通して、それぞれの研修生が所属する介護事業所での現状を振り返りました。
その上で認知症介護の質を向上するための課題をそれぞれの受講生が設定し、それぞれの事業所での認知症介護の質の向上に取り組みました。
途中、インフルエンザ等感染症の流行もありましたが、2月5日無事に研修修了証の授与式がとり行われ、受講生の笑顔に囲まれての修了式となりました。
現在、認知症は国民病と呼ばれるまでに急増しています。1人でも多くの介護職員が認知症に対する正しい知識を持ち、認知症介護のプロとしてそれぞれの地域で活躍していくことが、認知症になったとしても住み慣れた地域において最後まで安心して生活がつづけられる基盤となっていきます。
これからも、地域における認知症高齢者の安心した暮らしが約束されるよう、済昭園としてもこの認知症介護実践者研修の推進に努めていく所存です。
そして、認知症高齢者の暮らしを守る地域の拠点として増々の努力と研鑽をおこなっていきたいと思います。
今回、この研修にご協力いただきました、佐賀県長寿社会課の担当者様、講師の派遣と実習を受け入れて頂きました各事業所様、佐賀県認知症介護指導者の皆様、そして遠方より最後まで頑張って研修に参加していただいた受講生の皆様に心より御礼を申し上げます。