今年度の第1回目となる公開講座介護勉強会を開催いたしました。
公開講座介護勉強会は年間4回、地域の他の福祉事業所にも案内を行っています。
事業所の垣根を越え、地域全体で介護力の向上を図っていきたいとの考えからです。
今回のテーマは「腰痛予防について」ということで、特別養護老人ホーム済昭園に勤務する作業療法士を講師として、講義とトランスファーの実演を行い、済昭園職員が21名、外部の事業所から6名の参加をいただきました。
今回の講座では、腰痛が起こる原因から、腰痛を起こさない為の姿勢や介助方法、腰痛予防体操、適切な福祉機器の使用について学びを深めていただきました。
腰痛予防は介護をおこなう上で絶対に意識すべきことです。
全ての業種の中で、腰痛による労働災害が最も多い職種が介護と言われています。
素晴らしい介護人材が腰痛により介護を続けられなくなるということは度々起こります。これは絶対に防いでいかないといけませんし、腰痛予防に配慮した適切な身体介護は、職員の身体を守るだけでなく、介護を受ける側にとっても安楽であるため安心感につながります。
今後も、9月、12月、3月に公開講座介護勉強会を予定しています。
楽しく学べ、ためになる勉強会にしていきたいと考えています。
興味、関心がある方がいらっしゃいましたらお気軽にご参加ください。