平成27年度より済昭園としての新たな取り組みとして、公開講座介護勉強会を計画いたしました。
この公開講座介護勉強会は、地域に根付いた社会福祉法人として、少しでも地域貢献を進めていきたいという思いから年間4回の研修計画を立てました。
今年度に入り、嬉野市内に事業所を構える宅老所等の小規模事業所様へ講座開催の案内を行いました。小規模事業所を対象としたのは、規模が小さいと事業所内で研修を開催することが難しいのではないかと考えたからです。
済昭園がこれまでに培ってきた介護知識・技術といったものを日々の業務に役立てていただければ、それは嬉野市全体の介護の質の向上に寄与することになります。
第1回目は、「認知症の基礎的な理解」という内容で、認知症の医学的な理解とBPSD(認知症に伴う行動及び心理症状)の発症のしくみについて学びました。
済昭園から26名、嬉野市内の外部事業所より4事業所10名の方に参加をいただきました。
外部事業所の職員の方と済昭園職員が同一会場で研修を行うことで、普段にはない良い緊張感の中で学びを深めることができました。
これからも済昭園は地域貢献を通して、嬉野市全体の福祉の街づくりを応援していきたいと考えています。