社会福祉法人 済昭園

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【法人】 法人合同勉強会の開催

 8月19日、20日の両日で平成26年度第1回法人合同勉強会を開催し、介護課を中心とした様々な職種150名が参加しました。
 済昭園では法人合同勉強会を各事業所持ち回りで開催することにしています。それは、済昭園が総合福祉施設であり各事業所の特色や取り組みがそれぞれに違うため、各事業所の取り組みを法人共有の財産にし、そのことを通して法人全体のレベルアップを図りたいという想いからです。

 今回は、特別養護老人ホーム済昭園が施設長を中心に約3年前から取り組んでいる科学的介護の実践について発表を行いました。その内容の要約は以下の通りです。

「特別養護老人ホーム済昭園では科学的介護の実践として、日中のトイレでの排泄100%を目指している。その実現のため、水分摂取量増加、リハビリ等の運動強化、下剤使用頻度の抑制とそれに代わるサプリメント等の導入、常食化を推進。ご利用者様の変化が日を追って分かるよう、それぞれの項目について詳細にデータ化。現在はオムツ使用者が0%、トイレでの排便をされる方が68%となった。今後も100%を目指して職員一同頑張っていきたい。」

 他事業所の職員も熱心に聴き入り、特別養護老人ホーム済昭園での取り組みを知るとともに、それぞれの所属事業所を顧みる良い機会となりました。
 今後も、法人全体のサービスの質の向上を図り、ご利用者様や地域の皆様方に還元していきたいと考えています。