社会福祉法人 済昭園

私たちの使命・将来像・価値観

私たちの使命・将来像・価値観
私たちの使命・将来像・価値観

私たちの使命

私たちは、ここで めぐりあう
すべての人を
(あき)らかに済(すく)うために、
明るい笑顔と 優しい言葉で
幸せと安心を提供し、社会に貢献します。

ここで めぐりあう すべての人を 昭(あき)らかに済(すく)うために、

創立者「小佐々祖伝尼」は、めぐりあう人々とこの社会を『昭(あき)らかに済(すく)う』と云う想いを込め「済昭園(さいしょうえん)」と命名しました。
『昭(あき)らか』とは、明るく照らす、世の中が明るく治まる、社会の一隅まであまねく照らす、という意味であり、『済(すく)う』には、弱き者や困っている者を救済する、迷いや悩みを取り除き平安に導く、という意味があります。
「済昭園」の命名の由来こそが正に社会福祉の根源であり、社会福祉法人に求められる使命そのものではないでしょうか。
『ここで めぐりあう すべての人を 昭らかに済うこと』 こそが、私たち社会福祉法人済昭園のアイデンティティーであり、普遍の存在意義です。

明るい笑顔と 優しい言葉で

私たちの存在意義を正しく果たすために、最も代表的な価値観である「和顔愛語 ~いつも明るく優しい言葉~」を全職員が確かに共有し、私たち職員一人ひとりが、いつも明るい笑顔といつも優しい言葉を実践し、心の中に誠の灯をかかげて社会の一隅まであまねく照らすことを約束します。

幸せと安心を提供し、社会に貢献します。

私たち済昭園の全職員は、「和顔愛語」「照顧脚下」「一期一会」「主人公」「一日不作、一日不食」の価値観を礎として、人と社会の真の幸福とは何かを常に自分に問いかけながら、めぐりあうすべての人たちがいつまでも豊かで安心できる福祉と、めぐりあうすべての子供たちが幸せで楽しい明日の未来を描ける福祉を提供し続け、人の役に立ち、社会に貢献することを誓います。

済昭園創立の日から90年が経過しても「祖伝尼」の想いは今も息づいています。
私たちの使命の本質は、これからも変わりません。ここでめぐりあうすべての人を 昭(あき)らかに済(すく)うために。

私たちの将来像

私たちは、佐賀県で最も
微笑みあふれる地域社会 を実現し
嬉野にゆかりある人すべての
心の故郷(ふるさと)であり続けます。

(えん)あって済昭園でめぐりあえた君とあなたにとって、そして、縁あって済昭園から巣立った君と旅立ったあなたにとって、私たちは、刻を越えていつまでも君とあなたの心の故郷(ふるさと)であり続けたい。

また、嬉野市民のみならずこの地域にゆかりのある全ての人にとって、私たち済昭園の根差す地域が、刻を越えていつまでもみんなの心を紡ぐ故郷(ふるさと)であり続けたい。

私たちはこれからも信頼できる社会資源を提供すると同時に社会福祉の新しい価値を見出していくことで、「いつまでも尊厳と誇りを持って健やかに暮らせる未来」と「人と人とが信頼の心を築ける場」を創造し、幸福感と安心感に包まれた佐賀県で最も微笑みあふれる地域社会を実現します。

私たちの価値観

わがんあいご

「和顔愛語」

~ いつも明るく 優しい言葉 ~
いつも明るい笑顔と いつも優しい言葉で あなたも笑顔にします。
しょうこきゃっか

「照顧脚下」

~ 毎日反省 明日の糧(かて)
今日の反省は 明日の糧として わたしとあなたの成長につなげます。
いちごいちえ

「一期一会」

~ 今日、今は再び戻らず ~
今日、今は再び戻らぬことを心得て 毎日、精一杯の誠意を尽くします。
しゅじんこう

「主人公」

~ 己も他人も大切に ~
わたしの尊厳も あなたの尊厳も 大切にします。
いちじつなさざれば いちじつくらわず

「一日不作、一日不食」

~ 皆(みな)で一緒に ~
共に支え合い 人のため 社会のために 貢献します。

私たちが今も昔も大切にしている価値観は、これまでの基本理念そのものであり、創立者のモットーです。
この価値観は、私たちの判断や行動の基礎となります。社会福祉事業を実施する上で法人と職員が自らを律するべき行動原則なのです。また、未来に向けて守り抜くべき組織のあり方を記したものでもあります。
「私たちの価値観」は、決して変わることはありません。それは済昭園の礎であり信念だからです。
この不変の五つの価値観こそが、私たちの心の拠り所なのです。

「和顔愛語」 ~いつも明るく 優しい言葉~
いつも明るい笑顔といつも優しい言葉であなたも笑顔にします。

私たちが最も大切にしている価値観、それが「和顔愛語 ~いつも明るく 優しい言葉~」です。
どんなときにも明るく柔らかい笑顔でいることで、子供たちやご利用者様に幸せと安堵の気持ちを芽生えさせたい。
どんなときにも丁寧で心のこもった優しい言葉遣いで、子供たちやご利用者様に愛情と安らぎを注ぎたい。
私たちの「和顔愛語」で、あなたも笑顔にしたい。あの人も笑顔にしたい。みんなを笑顔にしたい。微笑みにあふれた社会の実現は「和顔愛語」から始まる。そう信じています。

「照顧脚下」 ~毎日反省 明日の糧~
今日の反省は明日の糧としてわたしとあなたの成長につなげます。

自らの足元を照らして自分を顧みることは、人が人として成長するために必要不可欠なことです。
自分の立ち位置を確認して、今すべきことに必死になって取り組めば、結果は自然とついてきます。
一日一日を振り返って反省すること。
そしてそれを糧にして明日に向かって前を向いて進むこと。
きっとその先には人として成長した、わたしとあなたの未来の姿が見えてくるはずです。

「一期一会」 ~今日、今は再び戻らず~
今日、今は再び戻らぬことを心得て毎日、精一杯の誠意を尽くします。

巻き戻すことのできない時間のなかで、私たちは生きています。
決して悔いを残さぬように、どんな瞬間にも精一杯の誠意を尽くす。
今、この一瞬を大切にして生きること、それは今日を、毎日を大切に生きること。
一瞬も、一生も、真剣になれる。そんな一生懸命な人でありましょう。

「主人公」 ~己も他人も大切に~
わたしの尊厳もあなたの尊厳も大切にします。

私たちの本来の姿とはどんな姿でしょうか。
目先の利害や場の雰囲気、人間関係のしがらみなどで、自分自身の本来の姿を見失ってはいませんか。
周りの人と自分を比較してみて、喜んだり落ち込んだりしていませんか。
福祉の人としていかなる時であっても“人間の尊厳”だけは忘れてはなりません。
人を思いやる心こそ、福祉の心そのものです。
わたしという人間の尊厳を大切にします。あなたという人間の尊厳も大切にします。
私がわたしらしくあるために。貴方があなたらしくあるために。

「一日不作、一日不食」 ~皆で一緒に~
共に支え合い人のため社会のために貢献します。

人が集まり、互いに支え合って形成されるもの、それが社会です。
それぞれができることを精一杯やり、人のため社会のために貢献し、共に生きる。
それこそが済昭園創立の原点です。
私たちは、誰かの人生に関わり、支えるこの仕事に誇りを持って、毎日を生きていくのです。

私たちが大切にしてきたこれらの価値観。
そのすべてに共通すること、それは「心」の在り方です。
社会福祉法人済昭園に勤める全職員は、この価値観を心の拠り所とし、日々の行動の判断基準といたします。